TypeScriptの開発環境

TypeScriptを利用できる環境を構築するには二つの方法があります。
一つはNode.jsのnpmパッケージとしてインストールする方法。
もう一つはVisual Studioのプラグインをインストールする方法があります。
ここではNode.jsのnpmパッケージとしてインストールする方法を紹介します。

Node.js

Node.jsがなんなのかについては公式ページを見て頂くとして、 では、まずNode.jsを以下の公式ページからダウンロードしインストールしましょう。
公式ページ

2016年6月現在で最新版は「6.2.1」になっています。


TypeScriptインストール

Node.jsのインストールが完了したらNode.js command promptを実行します。
コマンドラインが現れるのでそこで以下のコマンドを実行します。

> npm install -g typescript

コマンドが成功すれば、これでTypeScriptが利用できます。

実行してみる

インストールが正常に出来たか、簡単なプログラムを書いてコンパイルしてみましょう。

var Hello = (function () {
    function Hello(msg) {
        this.msg = msg;
    }
    Hello.prototype.hello = function () {
        return "Hello, " + this.msg;
    };
    return Hello;
})();

上記のソースを入力して保存します。拡張子は「.ts」にして下さい。

コマンドプロンプトに以下のように入力してコンパイルします。

> tsc hello.ts

TypeScriptと同一ディレクトリにJavaScriptのソースが出力されたら成功です。

TypeScriptの開発環境準備は以上で完了です。



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