TypeScriptの変数

TypeScript の変数のデータ型はほぼ JavaScript と同じです。
プリミティブ型としてはnumber、bool、string、null、undefinedがあります。

TypeScriptの変数宣言

変数宣言の構文

TypeScriptでは var または let を使用する変数宣言の方法があります。
var と letの違いはそれぞれ変数のスコープが異なります。
varは関数内で有効なスコープを持ち、letはブロックスコープで直近の波括弧(ブロック)内でのみ有効となります。

// varを使った変数宣言
var 変数名:データ型 = 初期値;

// letを使った変数宣言
let 変数名:データ型 = 初期値;

上記はデータ型を明言した形での変数宣言です。
コロンに続いてデータ型を指定します。これを型注釈(Type Annotations)と呼びます。
型注釈は省略可能ですが、基本的には常に型注釈を付けたほうが良いでしょう。

型推論

型注釈を省略した場合、入れる値によって自動的に型が決定します。
これを型推論と呼びます。ただし、コードによっては意図した型にならず、any型と呼ばれる、
汎用型に定義される場合もあるので、注意が必要です。



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